◎絡み初めや「毛玉」状態になってしまっているコートのお手入れ

毛質により根元のほうで皮膚を覆う様に絡まりマット状になり始めます。

一般的にこの状態は、「毛玉」と判断されますがプーリーの場合

これが健全な成長の証です。

コートが団子状の「毛玉」状態になっている状態

 

※アンダーコートの割合が多い毛質

この様な状態をみて「虐待」などと言ったり、バリカンで刈られてしまう事がありますが、大間違いです。ご注意下さい。

グルーミングのページの方法と同様

コートを裂く作業をします

手指に水をつけるか被毛に霧吹きし1本の太さを確認して毛先から、根元に向かって裂いていきます。

 

根元は皮膚が見えるようにしっかり裂きましょう。

あまりもアンダーコートが多くて皮膚を覆っているようであれば、アンダーコートを抜いて下さい。

※この場合、過剰に抜くのは注意してください。

手指で裂けない場合や、耳、テイル部分など皮膚の皮が薄い場所については毛玉切りなどを使うと良いでしょう。

この場合、刃物的な切れが良いもの(ナイフの刃のような物やハサミ)を使うとトップコートまで切ってしまう事もありますので注意してください。

トップコートを切ってしまうと根元で細くなったり、後にちぎれてしまう恐れがあります。

コツとして大きなマット状のかたまりの時は1枚のページめくるように分け、また1ページを縦に太さを確認して裂いていくと良いでしょう。

ブロック割をする要領です。


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  TEL 0142-82-3122
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